外来受付時間

午前8:30~11:30

午後13:30~16:30

面会時間
感染対策のため入院患者さんへの面会を制限しています。
休診日
土・日・祝日・年末年始(12/30~1/3)
※2024年は12月30日も外来診療いたします。
※婦人科(予約のみ)と産科は、土曜日の午前中(祝日・年末年始を除く)も診療を行っています。

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薬剤科

就活生へのメッセージ

倉敷成人病センター薬剤科では、2008年に全国初の処方提案型の薬剤師外来を開設した他、細菌検査室や医療安全管理室へスペシャリストを派遣するなど先進的な活動を行っています。これらの活躍の礎となるのは確かな専門知識の習得ですが、当院では手厚い資格取得支援体制を整備し、がん、緩和ケア、感染制御、妊婦授乳婦、糖尿病、リウマチなど幅広い専門資格の取得を可能としていることが特長です。

教育体制

全ての薬剤師が臨床薬剤師としての知識やスキルに精通するように、入院調剤、外来調剤、注射調剤、病棟薬剤業務、薬剤管理指導業務などの業務をローテーション制で行っています。
当院は全病室が個室であるため、他の患者さんに配慮することなく、服薬指導やコミュニケーションのスキルを磨くことができます。また、各病棟にはサテライトファーマシーを設置しており、病棟薬剤業務や薬剤管理指導記録に集中して取り組む環境が整備されています。

新人教育

入職後の4月から各セクションを回り、約3カ月間で調剤や薬品供給、各種応対等の一般業務の習得を目指します。新人にはマンツーマンでプリセプター(3~5年目の先輩薬剤師)がついて、業務習得状況の確認、疑問や不安に対する相談や指導を行い、一人ひとり丁寧に育成します。一般業務が習得できれば、一人前として業務が割り振られ、8月頃からは休日当番や眼科病棟の服薬指導も担当します。眼科患者さんは高齢者が多く、コミュニケーションの工夫が必要となるため、点眼指導を通して服薬指導スキルの向上が図れます。眼科指導を習得すれば、2年目から他病棟の薬剤管理指導も担当します。

4月 8月~3月 翌年4月~
一般業務
教育期間
眼科病棟指導、産科病棟薬剤業務 病棟制限解除
抗がん剤調製開始
何でもチャレンジ!
一般業務
当番業務
薬剤科 新人教育1 薬剤科 新人教育2 薬剤科 新人教育3

認定・専門薬剤師に向けた育成

通常、認定・専門資格を取得するためには、3~5年間の薬剤師業務経験に加え、当該分野の学会やセミナーに参加して単位を取得し、学会発表や数十報の症例レポートを提出し、認定試験に合格しなければなりません。当院では、積極的に資格取得支援を実施しており、学会等への参加に必要な経費の補助や、資格取得した先輩からの充実した指導、優先的に症例を担当できるような配慮など多くのサポートを実施しています。


研修施設

※各制度の詳細はリンクより確認いただけます。

資格取得状況

認定団体 資格 取得者数
日本医療薬学会 がん指導薬剤師 1
がん専門薬剤師 5
日本緩和医療薬学会 緩和医療暫定指導薬剤師 1
緩和薬物療法認定薬剤師 2
日本病院薬剤師会 がん薬物療法専門薬剤師 1
がん薬物療法認定薬剤師 3
感染制御認定薬剤師 1
日本臨床代謝栄養学会 NST専門療法士 1
日本化学療法学会 抗菌化学療法認定薬剤師 1
日本くすりと糖尿病学会 糖尿病薬物療法認定薬剤師 1
日本臨床腫瘍学会 外来がん治療認定薬剤師 1
日本薬剤師研修センター 認定実務実習指導薬剤師 4
漢方薬・生薬認定薬剤師 1
日本糖尿病療養指導士認定機構 日本糖尿病療養指導士 5
日本リウマチ財団 リウマチ登録薬剤師 1
日本食品安全協会 健康食品管理士 1
日本臨床栄養協会 NR・サプリメントアドバイザー 1

1日の仕事の流れ

例1)注射室業務とセンター棟調剤室業務

AM
薬剤科 1日の流れAM

注射調剤:
入院患者さんの注射処方せんについて、投与量、投与速度、併用薬、配合変化の有無などを確認し、薬剤を取り揃えます。主に当日分の注射剤の対応と翌日分の注射剤を取り揃えています。

昼食
PM
薬剤科 1日の流れPM

センター棟調剤:
入院患者さんの処方箋について、処方監査、調剤、監査を行います。また、通院治療センター(外来化学療法)や周産期センターの外来調剤も行います。病棟や手術室の麻薬・毒薬の管理も行います。

例2)クリニック棟調剤室業務と眼科病棟指導

AM

クリニック棟調剤:
外来患者さんの処方箋について、処方監査、調剤、監査を行います。計数調剤だけではなく、散剤・水剤の調剤、軟膏の混合調剤、一包化などを行います。投薬窓口で服薬指導も実施します。

昼食
PM
薬剤科 1日の流れPM2

眼科患者さんへ服薬指導:
主に白内障患者さんに対して薬剤の説明、点眼指導を行います。その際、看護師と患者さんの情報を共有し、患者さん一人ひとりに適切な服薬指導を実施します。

若手薬剤師に聞く!

Q:倉敷成人病センターを選んでよかった点は?
・シフト制なので幅広い仕事ができ、常に新鮮な気持ちで取り組むことができる。(Aさん、Bさん、Cさん、Dさん)
・院内処方も多く、幅広い疾患や薬を学ぶことができる。(Aさん)
・サポート外来でがん患者さんに携わる先輩の姿を見ることができた。(Bさん)
・プリセプター制度があるので、優秀な先輩薬剤師に指導していただける。(Cさん)
・1年目から注射調剤、内服調剤、病棟業務などさまざまな業務に携わることができる。(Dさん)
Q:現在、通常業務以外に担当している仕事は?
・糖尿病患者が用いる自己血糖測定器の管理・運用(Aさん)
・調剤済み処方箋と血液製剤使用記録の管理(Bさん)
・DI業務(薬剤科図書の購入管理、DIの整理)(Cさん)
・プレアボイドの集計と報告(Dさん)
Q:今後の目標は?
・患者さんの想いや安心・安全・健康を守りきれる薬剤師。患者さんだけでなく、薬剤科のメンバーや他のスタッフから信頼される薬剤師を目指しています。(Aさん)
・がん専門薬剤師を目指しています。患者さんに近い立場で指導やアドバイスを行い、信頼される薬剤師になりたいです。(Bさん)
・患者さんや他の医療従事者から信頼され、患者さんに寄り添った服薬指導ができる薬剤師を目指しています。(Cさん)
・幅広い知識かつ専門的な知識を身に付け、患者さんの立場に立って処方の提案や服薬指導を行えるようになりたいです。(Dさん)